小学校ボランティア 体験談



(S . A さん 19歳 女性 )
ボランティアに参加した小学校では、日本の学校について写真を見せながら紹介したりしました!

給食や掃除時間があるとか、制服、ランドセルなどが決められているとか。

なんとか伝えられたはずなので、よかったです。

最終日には子供たちとカルタをして、最後に1人ずつに、メッセージカードとともに日本語表記の名前を書道で書いたものを渡しました!

本当に、ニュージーランドの学校は日本と違うところがたくさんあって毎日驚かされました。

授業は、先生が一方的に教える講義型ではなく、子供たちが積極的に参加できる型になっていて、勉強を嫌々している子はいない気がします。

また、教科書をほとんど使わずに子供たちが興味を持ちそうな題材を先生が選べて、好奇心や関心、意欲を引き出すことにつながっているようにも感じました。

なかなか日本とは違いすぎるので取り入れるのは難しいかもしれませんが、大規模でなくても、自分が教師になった時にクラスの中でだけでも活かせる部分は沢山あるはずなので、頑張ろうと思います!

本当にいろいろとありがとうございました。

いい経験がたくさんできました!

 

 

(S . A さん 2回目 20歳 女性 )

今回は、初めてのカトリックの学校で始めは少し不安でしたが、そのぶん毎日楽しいことだらけで刺激的な2週間でした。

全学年が1つの教室で過ごしているからこそ育まれる優しさや温かさを強く感じ、特に高学年のグループの子どもたちは、先生が作業を始めたら自主的に手伝ったり、全校で行動するときには当然のように下級生の世話をしたり・・・と、積極的な姿がとても印象的でした。また、各学年ごとに同じ空間で全く別の作業をする場合でも、各学年それぞれに自分のすべきことに集中して熱心に取り組み、先生の指摘や指示がなくとも受賞のサイクルを子どもたち自身がきちんと理解しているため、非常にスムーズに充実した学習が行われているように感じました。

日本の学校では、子どもたちは「先生に言われたから仕方なく」動くというように受動的な傾向がありますが、今回の学校の子どもたちは「今すべきことだから」動くというように非常に能動的に行動していたように思います。この違い(日本にとっては問題?)はもっぱら子どもたちにあるのではなく、えりこさんとも以前お話したように学校や教師自体にもあると感じさせられました。日本の学校にはルールがあり過ぎて、それが子どもたちの積極性や能動性を押しとどめ、ルール通りに行動することだけが良いことだ、という認識を生み出しているということは前から感じていましたが、今回の体験を通して、そんな状況を作り出してしまっているのは学校や教師がそもそも児童や生徒を信頼できていないからなのかもしれないと思いました。子どもたちがルールを破らないかどうかを監視するのではなく、まずは子どもたちを信じて、ある程度のところまで導いたら、あとは彼らに委ねてみる、もしもどうしようもなく困っていたらまた導いてやる、というように、程よく見守り背中を押すというスタンスを自分の中に持つことが大切だな、と改めて気づくことができました。小学校の先生方の子どもたちに対する接し方から、本当に良いヒントが得られた気がします。

今経験を活かして、今年からの教育実習を頑張ろうと思います。

 

 

Y . I さん 25歳 男性 )

3週間、本当に素晴らしい体験ができました!

学校では、Year6のクラスでずっと手伝ってました。

算数の時間は二桁の掛け算をやっていたのですが、九九を理解していない子が多くて、教えるのが大変でした。

毎日30分くらい時間をもらって、日本○×クイズや紙飛行機飛ばし大会をしました。日本○×クイズはすごく盛り上がりました。折り紙もやりましたが、教えるというよりも作らされたという感じになってしまいました。日本についての質問の時間は、「日本では何味のアイスクリームが一番人気があるか?」というような、変な質問もけっこう多くて、答えるのに困りました。

次の日にする企画の準備で、家に帰ってからはかなり忙しかったです。

子供たちはとても素直で、別れるのが惜しまれるほどかわいい子たちでした。

NZへはまだ来たばかりで、時間がたくさんあるので、帰国する前に是非戻って来たいと思います。

 

 

(M . T さん 25歳 女性 )

ボランティア中、特に先生からこれをしてほしいというのはなっかたのですが、なにかやることありますかとか、自分でこういうのをやってみたいんだけどという風にいつも先生と話したりして、ボランティアに参加しました。

・生徒の名前を覚えるために名簿をいただいて、毎日、朝とお昼の授業が始まる前に一人一人に日本語であいさつしながら、出席をとりました。

・体 育の時間に一緒に参加したり、生徒が本を読むのを聞いたり日本について知っていることをグループで話し合って紙に書きだしてもらったりしました。

先生が忙しい時は事務のお手伝いや、ほかのクラスの授業の見学もしました。

日本の学校ようにやらされているという感じではなく、遊びながら学ぶという感じで、生徒はみんな楽しんで勉強していていました。自分もこんな学校にきたかったと思いました。自分の英語の勉強にもなりました。

でもやっぱり英語力がないと伝えたくても伝わらないので、英語力はある程度必要だとおもいました。

ホームステイもビジネスじゃなくて家族の一員として迎え入れてくれて一緒に楽しめました。

ありがとうございました。

 

 

(S. N さん 30歳 男性 )

この度はボランティア、そしてホームステイの手配をして頂きありがとうございました!初日は恵理子さん宅でお子さんと遊べたこと、そして恵理子さんと旦那さんとお話ができたことが楽しかったです。
ボランティア先の学校では、room6のサラ先生そして生徒たちは皆フレンドリーで、とても充実した楽しい時間を過ごすことができました。プレゼンも、後半は準備不足で退屈させてしまったかなと思いますが、積極的に質問をしてくれて嬉しかったです。あとは漢字にとても興味を持ってくれて、日本語でのお手紙をもらった時には感無量でした!!さらに嬉しかったのは、room6の生徒だけではなく他のクラスの子たちも僕に話しかけてくれたことです!
ホームステイ先のニュートンご一家も色々気を使ってくれ、ご飯の時には調理法の好みを聞いてくれたり、コーヒー飲む?ブラックがいい?って聞いてくれたり。あとは昨日ホビットのロケ地に連れて行ってくれ、夕方には地元の友達との夕食会にも連れて行ってくれました。おかげさまで快適な滞在となりました!
しかしながら、何といっても1週間はあまりにも短すぎました!!
ようやく子供たちの名前と顔を覚え、子供達ともコミュニケーションが取れてきたなって感じたところで終了となったのが本当に残念です...。あとは、英語力特にリスニング力がもう少しあればと感じました。子供たちは積極的に質問をしてくれたり、休み時間にも話しかけてくれますが、その質問が聞き取れないとせっかくのチャンスがつぶれてしまうので...。
サラ先生は、子供たちを退屈させずにいかに授業に参加させるかを常に考え工夫していて、なおかつ子供たちを褒めるのがうまかったです。これだったら皆積極的に自分の意見を言おうって気になります。でも間違ったことをした生徒には厳しく毅然とした態度で接し、子供達も何がいけないか、どうすればいいのか学んで皆が自主的にクラスの環境を整える意識をしていると感じました。何より子供たちが授業を、そして学校を楽しんでいるなと強く感じました。
このボランティアは先生になりたい人もそうですが、僕みたいに教育システムやニュージーランド人の根っこを知りたい人にもすごくいい経験になると思います!積極的に先生に提案をしたり子供たちとコミュニケーションをすればとても充実したものになることは間違いないです。
いつか戻ってきたいと思っておりますので、またその時に!